客先常駐エンジニアのトラブル事例

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客先常駐エンジニアのトラブル

客先常駐案件をすすめる上で、エンジニア同士のトラブルも多々発生します。また、そこに請負の構造もあり、顧客と常駐エンジニアの間で様々な格差も生まれています。
今回は実際の事例を踏まえ、どのようなトラブルがあるか考えてみましょう。

責任範囲の認識に差がある

「指示をしたがるプロパー」「指示を待たざるを得ない常駐エンジニア」という格差があります。
例えば、プロパー(顧客社員)からすると「もっと任せたい」と思っていながら、一方で指示を出しすぎる事により常駐エンジニアの自立性を奪っている場合が見受けられます。

エンジニアとして一人前になれない

エンジニアとしてその後伸びる見込みがあるエンジニアは、積極的に物事を聞いて取り入れていくのだと思いますが、大半はそうではありません。結果として、エンジニアとして一人前になれないまま時間だけが過ぎ去っていきます。
また、その顧客独自の「型」に染まった結果、つぶしが利かず他社に常駐した際にスキル面・環境面で苦労する場合もあります。

情報共有の制限がある

会社を隔てる関係上、メールやファイルサーバへのアクセスに制限があったり、配布物が貰えない、といった場合があります。また、酷い場合は常駐先のプリンタを使わせて貰えない、といった事例もありました。
個人情報保護法案や各種監査により情報の扱いがデリケートになる一方、なるべくメーリングリスト等で情報共有に努めるようにしている企業も多いですが、まだまだ不十分なようです。

給与・待遇に格差がある

常駐エンジニアの場合、上位の会社との請負契約に基づき報酬が支払われている関係上、噛んでいる会社が多ければ多いほど実際に給与として払われる金額は減っていきます。例えばプライムが60万円で契約している場合でも、自社での基本給は20万円といったことはよくあります。
また、勤怠面でも格差があり、常駐エンジニアは午前8:30~20:00まで仕事をしているのに、プロパーは10:00~18:00で定時上がり、という事も多くあります。

職場でのコミュニケーションに気疲れする

自社のエンジニア同士でも関係が希薄ななか、顧客や他社エンジニアとの折衝などがあり、気疲れする人も多いようです。
また、そこに顧客-請負の上下関係があるので、よけいにややこしいというのが実情です。

おわりに

トラブルはこれだけに尽きませんが、中には常駐先でのパワハラ・モラハラが原因でうつ病を発症するエンジニアも多いと聞きます。
いずれにせよ、環境に合うか・合わないかが境目となり、経験が浅いエンジニアには良い修行の場となりそうです。

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