正社員なのに派遣扱い。客先常駐SEの転職成功法則

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

客先常駐の経験は転職にプラスになる!

IT企業は真っ白などこの会社にも染まっていない人材よりも即戦力となる人材を求めています。ですから客先常駐であっても業務経験のある方が就職に有利となります。

また、客先常駐である程度の期間を務めていることで、常駐先の様々な企業の環境の中で適応し、仕事をしてきたという性格的な柔軟性、忍耐力を評価されることもあります。

IT業界では中途採用の方が力を入れている企業も多く、業務経験が全くないと興味のある企業があってもスタートラインにさえ立つことができないということもあるのです。

とはいえ客先常駐はスキルアップの機会に乏しいと言われるように基本的に言われたことだけを行う人員のため、開発のために創意工夫をすることはできません。基本的に土台が出来上がっていることが多いため、それを転用する作業が多く、コピペ人員とも言われるほど仕事に技術的な深みはありません。

だから客先常駐で色々な企業を回り、“業務経験”を得たら転職活動をするべきなのです。

客先常駐SEからの脱却、いつ抜け出す?

では転職の見極め時はいつなのでしょうか。IT業界は比較的年功序列が少ないと言われていますが、やはり重要視されるのが年齢です。

客先常駐先でも年齢が低い方が扱いやすく、悪く言うと上から物をいいつけ安いので年が若い方が常駐先に好まれるのです。

また、客先常駐を続けていると使われることしかしていません。
システム開発のスケジュールの組み立てや指揮、チームをまとめるためのリーダーとしての統率力は30代にもなれば身についていてしかるべき力です。

しかし、客先常駐ではITゼネコンにおける下請、孫請けとコーディングやテストのみの業務をひたすらこなす「IT土方」の経験しか積むことができないことがほとんどです。

遅きに失する前に転職適齢期の20代半ば~後半にさしかかったら転職活動を始めましょう。もちろん30代に突入してしまったからと言って転職先が皆無ということはありません。

転職は楽な作業ではありません、自分の将来を左右する大きなライフイベントですから諦めてよいものではないのです。
出遅れたと感じたら、今から!転職活動を始めればよいのです。

客先常駐の企業にひっかからないために

では客先常駐させる企業をどのように見分ければよいのでしょうか。

客先常駐を行っている会社では、営業が客先常駐先を取ってくることで利益を得ています。自分の会社では開発を行わないため、に自社のSEはほとんどが常駐先へ出てしまい、自社にはSE不在となります。
ですから採用面接などで訪問をした際には会社内をよくチェックすることが重要です。

SEがほとんど不在で営業だけが残っているという企業は注意した方がよいでしょう。
そういった企業の多くが中小のSIerやもしくは特定派遣を行っていると考えられるからです。

また、内定が出ても勤務先は自社ではなく遠く離れた勤務地である場合もそうです。特に労働者派遣事業の許可番号を取得している企業は客先常駐をさせている可能性が高く、事前に労働者派遣事業の許可・届出番号検索サイトで確認するのもよいでしょう。

転職エージェントに相談!

とはいってもなかなか転職サイトの情報だけで見極めることはできません。
企業側では応募してきた人材の学歴、性別、スキルをスクリーニング出来るのに対し、求職側からは客先常駐を避ける手段としては勤務地で絞る位の方法しか無いのが現状です。

また、募集サイトでは勤務地は一箇所なのに面接に言ってみたら実情は異なっていたという悪質な企業もあります。職業安定法42条の法律に触れる事でもありますので、そういった企業にであってしまったら転職サイトの運営会社に連絡しなければなりません。

そのような企業に出会う可能性をゼロにする方法があります。
転職エージェントを利用した転職活動です。

転職エージェントは求職者の希望を取り入れるため、最初から客先常駐の雇用形態は排除された企業がリストアップされてくることになります。特に大手の転職エージェントではそもそも悪質な客先常駐をさせる企業や、ブラック企業は求職者に紹介してくることはありません。

そういった会社を紹介してしまうと悪い噂はすぐに広まり、転職エージェントとしての名を汚すことになるからです。

転職エージェントのメリットは企業側のニーズと求職者の要望のすりあわせを事前に行ってくれるためミスマッチを減らすことができることです。IT業界においては業界に特化した転職エージェントが多く、コンサルタントの知識も豊富で安心して自分の転職を任せることができます。

転職のことは転職のプロに任せた方が安心です。
企業側との連絡もすべてエージェント側で行ってくれるため、面接の日程調整までも求職者の代わりに行ってくれます。求職者は余裕をもって仕事をしながら転職活動をすることが出来ます。

IT業界に特化した転職エージェントではレバテック、マイナビエージェント、ワークポートがあり、これらは知名度はもちろん、利用者、求人数、コンサルタントの質など総合評価で上位に入るエージェントです。

ただ、求人エリアやより強い業界など特色がありますので、いくつかの転職エージェントと併用するとよいでしょう。

その他、キャリアデザインセンターが運営する「type」、リクルートエージェント、インテリジェンス、JACリクルートメントなどがあります。

担当するコンサルタントとの相性もありますので、提供してくれるサービスや仕事の迅速性などをよく比較し、自分に合った信頼のおける転職エージェントを探しましょう。
転職エージェントをうまく使いこなし、良い転職へつなげましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。